PCでQRコードを読み取りたいけれど、「スマホを使わずに読める?」「無料で使えるアプリはある?」「Snipping Toolで読み取れる?」と困っていませんか。
結論からいうと、Windows PCでは、Snipping Toolを使ってPC画面に表示されたQRコードを読み取れます。
ほかにも、Windowsのカメラアプリを使ったり、無料のQRコード読み取りアプリを利用したりする方法があります。
ただし、QRコードがPC画面に表示されているのか、紙やスマートフォンに表示されているのかによって、適した方法は異なります。
この記事では、PCでQRコードを読み取る方法を、無料で使える方法を中心に解説します。
「アプリをインストールしたくない」「PC画面のQRコードを読み取りたい」という人も、自分に合った方法を見つけられるようにまとめました。
PCでQRコードを読み取る方法は4つ
PCでQRコードを読み取る主な方法は、次の4つです。
| 方法 | 向いているケース | 追加アプリ |
|---|---|---|
| Snipping Tool | PC画面のQRコード | 基本不要 |
| Windowsカメラ | 紙・スマホのQRコード | 基本不要 |
| QRコード読み取りアプリ | QRコードを頻繁に読む | 必要 |
| Google Lens | Webページ上の画像を確認する | 基本不要 |
PC画面に表示されたQRコードなら、まずSnipping Toolを試すのがおすすめです。
Windowsの標準アプリなので、対応している環境ならQRコードを読み取るために新しいアプリをインストールする必要がありません。
一方、紙に印刷されたQRコードやスマートフォンに表示されたQRコードを読みたい場合は、PCのカメラを使う方法が便利です。
Snipping ToolでPC画面のQRコードを読み取る
Windows PCで画面上のQRコードを読み取りたいなら、**Snipping Tool(切り取りツール)**が便利です。
Snipping Toolは、Windowsに搭載されている画面キャプチャ用のアプリです。
画面の一部を切り取って保存できるほか、MicrosoftはSnipping Toolにスクリーンショット内のQRコードを検出する機能を提供しています。
QRコードを検出すると、リンクなどの情報を取得できます。
Snipping ToolでQRコードを読み取る手順
PC画面にQRコードが表示されている場合は、次の手順で試してみてください。
- PC画面にQRコードを表示する
- **「Windowsキー+Shift+S」**を押す
- QRコード全体が入るように範囲を選択する
- Snipping Toolで切り取った画像を開く
- QRコードを検出する機能を利用する
- 表示されたリンクなどの情報を確認する
QRコードが小さく表示されている場合は、ブラウザのズーム機能などで大きくしてから切り取るとよいでしょう。
Microsoft公式でも、Snipping Toolによる画面の切り取りや、QRコードの検出機能が案内されています。
Snipping ToolのQRコード機能が表示されない場合
Snipping Toolを開いてもQRコード関連の機能が見つからない場合は、WindowsやSnipping Toolのバージョンなどによって利用できる機能が異なる可能性があります。
Microsoftも、Snipping Toolの機能や提供状況は変更される場合があると案内しています。
そのため、機能が利用できない場合は、Snipping Toolの更新状況を確認してください。
それでもQRコードを読み取れない場合は、Windowsカメラや専用アプリなど、別の方法を使いましょう。
WindowsのカメラアプリでQRコードを読み取る
紙に印刷されたQRコードや、スマートフォンに表示されたQRコードをPCで読み取りたい場合は、Windowsのカメラアプリが便利です。
PCにカメラが搭載されていれば、QRコードをカメラに映して読み取れます。
Microsoft公式サポートでも、WindowsのカメラアプリでQRコードやバーコードをスキャンできることが案内されています。
カメラでQRコードを読む手順
基本的な手順は次のとおりです。
- Windowsの「カメラ」アプリを起動する
- QRコードをPCのカメラに向ける
- QRコード全体が映るように位置を調整する
- QRコードを認識させる
- 表示されたリンクなどを確認する
QRコードがうまく認識されない場合は、カメラとの距離を調整したり、照明の反射を避けたりしてみてください。
PC画面のQRコードにカメラを使う必要はある?
PC画面に表示されたQRコードなら、カメラを使う必要はありません。
たとえば、PCのモニターにQRコードが表示されている場合、スマートフォンやWebカメラで画面を撮影するよりも、Snipping Toolで画面を直接切り取るほうが効率的です。
画面上のQRコードはSnipping Tool、紙やスマホのQRコードはカメラと考えると分かりやすいでしょう。
無料のQRコード読み取りアプリを使う
PCでQRコードを頻繁に読み取るなら、専用のQRコード読み取りアプリを利用する方法もあります。
WindowsではMicrosoft StoreからQRコード読み取り関連のアプリを探せます。
専用アプリならQRコードの読み取りに特化した機能を利用できるため、繰り返し読み取る用途では便利です。
ただし、無料アプリなら何でもよいわけではありません。
無料アプリを選ぶときのポイント
アプリをインストールする前に、次の項目を確認しましょう。
- 提供元
- ユーザーレビュー
- 最終更新日
- 必要な権限
- 広告の有無
- アプリ内課金の有無
「無料」と表示されていても、広告が表示されたり、一部の機能が有料だったりするアプリがあります。
また、カメラや画像へのアクセス権限を求めるアプリもあるため、なぜその権限が必要なのか分からないアプリは慎重に選ぶことをおすすめします。
ChromeのGoogle LensでQRコード画像を確認する
Google Chromeを使っている場合は、Google Lensを利用する方法もあります。
Chromeには、Webページ上の画像をGoogle Lensで検索する機能があります。
たとえば、Webサイトに表示されているQRコードの画像を確認したい場合に利用できます。
Google Lensを使う基本的な手順
- Google ChromeでQRコードが表示されたページを開く
- QRコードが見える状態にする
- QRコードの画像を右クリックする
- Google Lensを選択する
- 画像に関する情報を確認する
ただし、ここは注意してください。
PC版ChromeのGoogle Lensを、QRコード専用のスキャナーとして考えるのは適切ではありません。
Google公式では、PC版ChromeのGoogle Lensについて、Webページ上の画像や選択した範囲を検索できる機能として案内されています。
そのため、PC画面のQRコードを確実に読み取りたい場合は、まずSnipping Toolなど、QRコード検出に対応した方法を試すほうが分かりやすいでしょう。
PCでQRコードを読み取るならどの方法がおすすめ?
「結局どの方法を使えばいいの?」という人は、QRコードがどこにあるかで判断すると簡単です。
PC画面に表示されているQRコード
Snipping Toolがおすすめです。
Windowsの標準アプリなので、対応環境なら追加のQRコード読み取りアプリをインストールせずに済みます。
紙に印刷されたQRコード
Windowsのカメラアプリがおすすめです。
PCのWebカメラにQRコードを映して読み取ります。
スマートフォンに表示されたQRコード
Windowsのカメラアプリを使う方法があります。
スマートフォンの画面をPCのカメラに映して読み取ります。
QRコードを何度も読み取る
専用の無料アプリが候補になります。
毎日のようにQRコードを読み取るなら、専用アプリを用意したほうが操作しやすい場合があります。
Webページの画像を確認したい
ChromeのGoogle Lensが候補になります。
QRコード専用スキャナーというより、Webページ上の画像を検索・確認するための機能として利用しましょう。
PCでQRコードを読み取れないときの対処法
QRコードを表示しているのに読み取れない場合は、次の項目を確認してください。
QRコードを大きく表示する
QRコードが小さすぎると、正常に認識できない場合があります。
PC画面に表示されているQRコードなら、ブラウザのズーム機能を使って大きく表示してみましょう。
Snipping Toolで切り取る場合も、QRコード全体が入るように範囲を選択してください。
QRコード全体を表示する
QRコードの一部が欠けていたり、端が切れていたりすると、読み取りに失敗することがあります。
QRコードの周囲に余白を残した状態で切り取ると、より扱いやすくなります。
画像の解像度を確認する
QRコードがぼやけている場合も読み取りにくくなります。
スクリーンショットを何度も加工した画像ではなく、できるだけ元の画像を使いましょう。
カメラの位置を調整する
Windowsのカメラを使う場合は、QRコードがカメラに正しく映っているか確認してください。
照明の反射やピントのずれも、読み取りに失敗する原因になります。
Snipping Toolを更新する
Snipping ToolにQRコード関連の機能が表示されない場合は、Windows Updateやアプリの更新状況を確認しましょう。
利用できる機能はWindowsやSnipping Toolのバージョンなどによって異なる場合があります。
QRコードを読み取ったURLは安全か確認する
QRコードを読み取ること自体は簡単ですが、読み取ったURLをそのまま開くのは避けたほうが安全です。
QRコードにはWebサイトのURLなどを登録できます。
そのため、知らない相手から送られてきたQRコードや、出所が分からないQRコードを読み取った場合は、リンク先を確認してからアクセスしましょう。
特に次のようなケースでは注意が必要です。
- ログイン情報の入力を求められる
- クレジットカード情報を要求される
- 見慣れないドメインに移動する
- 「今すぐ手続きしてください」などと急かされる
- 当選や返金などを理由に個人情報を要求される
QRコードだから安全とは限りません。
読み取った後も、表示されたURLやWebサイトの内容を確認してからアクセスすることが大切です。
PCでQRコードを読み取るなら、まずSnipping Toolを試そう
PCでQRコードを読み取る方法は、専用アプリだけではありません。
Windows PCの画面にQRコードが表示されているなら、まずSnipping Toolを試してみましょう。
Snipping Toolにはスクリーンショット内のQRコードを検出する機能があり、対応する環境ではQRコードからリンクなどの情報を取得できます。
紙やスマートフォンに表示されたQRコードなら、Windowsのカメラアプリを使う方法が便利です。
また、QRコードを頻繁に読み取る場合は、Microsoft Storeなどから専用の無料アプリを探す方法もあります。
目的別に整理すると、次のように選べます。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| PC画面のQRコードを読みたい | Snipping Tool |
| 紙のQRコードを読みたい | Windowsカメラ |
| スマホ画面のQRコードを読みたい | Windowsカメラ |
| QRコードを頻繁に読みたい | 無料の専用アプリ |
| Webページの画像を確認したい | ChromeのGoogle Lens |
「PCでQRコードを読み取りたい」というだけなら、最初から有料ソフトを購入する必要はありません。
PC画面ならSnipping Tool、カメラで読み取るならWindowsカメラ。
まずはWindowsに用意されている機能から試し、それで対応できない場合に無料アプリなどを検討するとよいでしょう。
最後に、QRコードから開くURLについては、読み取った後にリンク先を確認してください。
便利なQRコードですが、読み取りとリンク先の安全性は別の問題です。信頼できるQRコードなのかを確認してからアクセスすることをおすすめします。
記事の最後にそのまま使える形なら、こうまとめるのがおすすめです。
まとめ
PCでQRコードを読み取る方法は、QRコードがどこに表示されているかによって選ぶのがポイントです。
Windows 11のPC画面に表示されたQRコードなら、標準搭載のSnipping Toolが便利です。追加のアプリをインストールせず、画面を切り取ってQRコードを検出できるため、スマホを使わずに読み取りたいときにも向いています。
紙やスマートフォンに表示されたQRコードを読み取る場合は、カメラを搭載したWindows PCならWindowsのカメラアプリを利用できます。頻繁にQRコードを読み取るなら、Microsoft Storeの無料アプリを利用する方法もあります。
また、Webページ上のQRコード画像を確認したい場合は、ChromeのGoogle Lensも選択肢になります。ただし、PC版のGoogle Lensは専用のQRコードリーダーではないため、用途に合わせて使い分けましょう。
まずは、PC画面のQRコードならSnipping Tool、紙やスマートフォンのQRコードならWindowsカメラを試すのがおすすめです。無料で使える方法から始めれば、専用の有料ソフトを購入しなくてもQRコードを読み取れるケースは多くあります。

コメント