「新しいOutlookが使いにくい……」
「以前のOutlook(Classic)に戻したい」
そんなときに、まず確認したいのがClassic OutlookがPCにインストールされているかどうかです。
新しいOutlookからClassic Outlookへ戻せるケースはありますが、すべての環境で同じ操作ができるわけではありません。
たとえば、
- 新しいOutlookにClassic Outlookへ戻るためのトグルが表示されている
- Windowsに「Outlook(classic)」がインストールされている
- 会社や学校のPCで切り替えが制限されていない
といった条件によって、対応方法が変わります。
この記事では、自分の環境でClassic Outlookに戻せるかどうかを確認する方法から、具体的な切り替え手順、戻せない場合の原因まで順番に解説します。
Outlook Classicに戻せる?まず結論
Classic OutlookがPCにインストールされていて、新しいOutlookからの切り替えが制限されていなければ、Classic Outlookへ戻せる場合があります。
まず、次の3点を確認してください。
- 新しいOutlookに切り替え用のトグルがあるか
- Windowsのスタートメニューに「Outlook(classic)」があるか
- 会社や学校のPCなら、管理者による制限がないか
特に覚えておきたいのが、
「新しいOutlookに戻るボタンがない=Classic Outlookが使えない」とは限らない
ということです。
Classic OutlookがPCにインストールされていれば、トグルが表示されなくてもWindowsのスタートメニューから直接起動できる場合があります。
新しいOutlookからClassic Outlookに戻す方法
方法1:「従来のOutlookに戻る」から切り替える
新しいOutlookに切り替え用のトグルが表示されている場合は、そこからClassic Outlookへ戻せます。
手順
- 新しいOutlookを起動する
- 画面右上の切り替え用トグルを確認する
- トグルを選択する
- 「従来のOutlookに戻る」を選択する
- 必要に応じてフィードバックを送信する
- Classic Outlookを起動する
ここで注意したいのが、「従来のOutlookに戻る」と「今回はクラシックOutlookを使用します」は同じではないという点です。
「今回はクラシックOutlookを使用します」を選択すると、その回だけClassic Outlookを使用できます。
今後もClassic Outlookを通常利用する状態に戻したい場合は、「従来のOutlookに戻る」を選択します。
方法2:「Outlook(classic)」をスタートメニューから起動する
新しいOutlookに切り替え用のトグルが表示されていない場合は、Windowsのスタートメニューを確認してください。
手順
- Windowsの「スタート」を開く
- 検索欄に「Outlook」と入力する
- 「Outlook(classic)」を探す
- 「Outlook(classic)」を起動する
Classic Outlookが起動できれば、PCにはClassic Outlookがインストールされています。
つまり、トグルが表示されないだけでClassic Outlook自体は利用できる場合があります。
「Outlook(classic)」が見つからない場合
スタートメニューで検索しても「Outlook(classic)」が見つからない場合は、Classic OutlookがPCにインストールされていない可能性があります。
特に最近のWindows PCでは、新しいOutlookがプレインストールされ、Classic Outlookが含まれていないケースがあります。
この場合は、Classic Outlookをインストールできる環境か確認する必要があります。
Classic Outlookをインストールする方法
Classic OutlookがPCに入っていない場合は、Microsoft公式の手順に従ってインストールできます。
Classic Outlookのインストール方法や、どのような環境で利用できるのかについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ただし、Classic Outlookをインストールできるかどうかは、利用しているOffice製品やMicrosoft 365の契約・構成などによって異なります。
Classic Outlookは、Microsoft 365のデスクトップアプリを含むサブスクリプションや、Office Home & BusinessなどのOffice製品に含まれています。
そのため、「Microsoft 365を使っているか」だけで判断するのではなく、現在契約している製品とインストールされているOfficeアプリを確認することが重要です。
また、会社や学校のPCでは、アプリのインストールや変更を管理者が制限している場合があります。
Outlook Classicに戻せない主な原因
原因1:Classic Outlookがインストールされていない
まず考えられるのが、Classic OutlookそのものがPCに入っていないケースです。
Windowsのスタートメニューで「Outlook(classic)」を検索しても見つからなければ、インストール状況を確認してください。
新しいOutlookだけがインストールされている環境では、切り替え先となるClassic Outlookが存在しないため、単純な切り替えはできません。
原因2:新しいOutlookのトグルが表示されない
トグルが表示されない場合でも、すぐに「Classic Outlookは利用できない」と判断するのは早すぎます。
まずはWindowsのスタートメニューから「Outlook(classic)」を探してください。
Classic Outlookが見つかるなら、直接起動できる可能性があります。
また、Classic Outlookがインストールされていない場合や、組織側の設定が影響している場合なども考えられます。
原因3:会社や学校のPCで管理されている
会社や学校から支給されたPCでは、Microsoft 365やOutlookの設定を管理者が制御していることがあります。
その場合、ユーザー側で新しいOutlookとClassic Outlookを自由に切り替えられない場合があります。
たとえば、
- 切り替え用のトグルが表示されない
- Outlookの構成を変更できない
- アプリのインストールが制限されている
といった場合は、管理者側の設定を確認する必要があります。
会社や学校のPCであれば、無理に設定を変更するより、情報システム部門や管理者に確認するのが安全です。
トグルがないときは、この順番で確認
新しいOutlookに切り替え用のトグルがない場合は、次の順番で確認すると迷いにくくなります。
1.「Outlook(classic)」を検索する
Windowsのスタートメニューで「Outlook」を検索し、Classic Outlookが表示されるか確認します。
2.Classic Outlookが起動できるか確認する
「Outlook(classic)」が表示されるなら、直接起動してみます。
3.Classic Outlookがなければインストール状況を確認する
PCにClassic Outlookがインストールされていない場合は、利用しているOffice製品やMicrosoft 365の構成を確認します。
4.会社・学校のPCなら管理者に確認する
組織管理のPCでは、ユーザー側では変更できない場合があります。
Classic Outlookに戻す前に知っておきたいこと
「一時的に使う」と「Classicに戻す」は違う
新しいOutlookの切り替え画面では、Classic Outlookを一時的に使うための選択肢があります。
そのため、
「Classic Outlookを開けたのに、次に起動したらまた新しいOutlookになった」
ということがあります。
Classic Outlookを一時的に使いたいだけなら、「今回はクラシックOutlookを使用します」を選択できます。
一方、Classic Outlookへ戻す場合は「従来のOutlookに戻る」を選択します。
この2つを混同しないことがポイントです。
Outlook Classicは今後も使える?
Microsoftは新しいOutlookへの移行を進めています。
ただし、「Classic Outlookが○年○月に一斉終了する」と単純に考えることはできません。
Office製品には、それぞれ個別のライフサイクルがあります。
たとえば、Office 2024およびOutlook 2024については、Microsoftの製品ライフサイクルで2029年10月9日がサポート終了日として設定されています。
ただし、これは、
「すべてのClassic Outlookが2029年10月9日まで使える」
という意味ではありません。
利用しているOffice製品やMicrosoft 365の契約、提供形態によって扱いが異なるためです。
Classic Outlookのサポート期間や今後の利用可否について詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
そのため、Classic Outlookを今後も利用したい場合は、「2029年まで大丈夫」と一括りにせず、自分が利用している製品のライフサイクルを確認することをおすすめします。
新しいOutlookとClassic Outlook、どちらを使うべき?
どちらを使うべきかは、必要な機能によって判断するのがおすすめです。
新しいOutlookは、Microsoftが今後のOutlookとして開発を進めている新しいアプリです。
一方、Classic Outlookには、新しいOutlookでは利用できない機能があります。
Microsoftの機能比較では、たとえばCOMアドイン、MAPI、一部の高度な機能などに違いがあります。
そのため、
- 仕事でClassic Outlook固有の機能を使っている
- 既存の業務環境を変えたくない
- 新しいOutlookでは対応していない機能が必要
という場合は、Classic Outlookを使い続けるメリットがあります。
反対に、普段使っているメールや予定表などが新しいOutlookで問題なく利用できるなら、無理にClassic Outlookへ戻す必要はありません。
新しいOutlookとClassic Outlookの機能や違いを詳しく比較したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
Outlook Classicに関するよくある質問
Outlook Classicに戻すにはどうすればいい?
新しいOutlookに切り替え用のトグルが表示されている場合は、トグルから「従来のOutlookに戻る」を選択します。
トグルがない場合は、Windowsのスタートメニューに「Outlook(classic)」があるか確認してください。
Outlook Classicのトグルがありません。戻せないのでしょうか?
必ずしもそうではありません。
Classic Outlookがインストールされている場合は、Windowsのスタートメニューから「Outlook(classic)」を直接起動できることがあります。
トグルがない場合は、まずClassic Outlookのインストール状況を確認しましょう。
Outlook Classicを再インストールすれば戻せますか?
Classic OutlookがPCにインストールされていない場合は、Microsoft公式の手順でインストールできるケースがあります。
ただし、Classic Outlookのインストールと、新しいOutlookからClassic Outlookへ切り替える操作は別です。
インストールしただけで、必ず新しいOutlookからClassic Outlookへ切り替わるとは限りません。
Outlook Classicは無料ですか?
Classic Outlookの利用料金を一律に「無料」「有料」と判断することはできません。
Microsoft 365のサブスクリプションや、Office Home & BusinessなどのOffice製品にClassic Outlookが含まれる形で提供されています。
そのため、利用している製品・契約内容を確認する必要があります。
Windows 11でもClassic Outlookを使えますか?
はい。Windows 11だからClassic Outlookが使えない、というわけではありません。
Classic Outlookが利用できる製品・構成で、PCにインストールされていれば使用できます。
ただし、新しいWindows PCではClassic Outlookが最初からインストールされていない場合があります。
まとめ:まず「Outlook(classic)」があるか確認しよう
新しいOutlookからClassic Outlookへ戻したい場合、いきなり再インストールする必要はありません。
まずは次の順番で確認しましょう。
- 新しいOutlookに切り替え用トグルがあるか確認する
- 表示されていれば「従来のOutlookに戻る」を選択する
- トグルがなければWindowsの「Outlook(classic)」を探す
- Classic Outlookがなければ、利用しているOffice・Microsoft 365の構成を確認する
- 会社や学校のPCなら管理者による制限も確認する
特に重要なのは、
「新しいOutlookに戻るボタンがない=Classic Outlookが使えない」とは限らない
という点です。
まずはWindowsのスタートメニューで「Outlook(classic)」を検索してみてください。
それでも見つからない場合は、Classic Outlookがインストールされているか、利用しているOffice製品やMicrosoft 365の構成を確認しましょう。
また、Microsoftは新しいOutlookへの移行を進めていますが、Office製品のライフサイクルは製品ごとに異なります。
「2029年までClassic Outlookが使える」と一律に判断するのではなく、自分が利用しているOffice製品・Microsoft 365の提供条件を確認することが大切です。

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