「ファイルの作成日時を変更したい」
「バックアップ後に更新日時がバラバラになった」
「Windowsでタイムスタンプを簡単に修正する方法はないの?」
Windowsでは標準機能だけでタイムスタンプ(作成日時・更新日時・アクセス日時)を自在に変更するのは簡単ではありません。
そこで便利なのが、フリーソフト Attributer です。
この記事では、
- Windowsでタイムスタンプを変更する方法
- Attributerのダウンロードとインストール手順
- 実際の使い方
- 改ざんにあたるのかという疑問
- 使用時の注意点
まで、実体験ベースで解説します。
Windowsでタイムスタンプを変更する方法は3つある
まず前提整理です。
タイムスタンプを変更する方法は主に3つあります。
① PowerShellで変更する方法
可能ですが、コマンド操作が必要です。
例:
$(Get-Item "sample.txt").CreationTime = "2024/01/01 10:00:00"
慣れていない人には正直ハードルが高いです。
② 専用ソフトを使う方法
GUIで直感的に変更できます。
今回紹介するAttributerはこのタイプ。
操作は右クリックだけなので、作業効率は圧倒的に高いです。
③ ファイルを再保存する
内容を開いて保存し直すことで更新日時は変わりますが、
作成日時までは自由に変更できません。
結論として、
**「簡単にまとめて変更したいなら専用ソフトが最適」**です。
Attributerとは?
Attributerは、Windowsエクスプローラーのプロパティ画面に「属性」タブを追加し、タイムスタンプや属性を変更できるフリーソフトです。
変更できる項目:
- 作成日時
- 更新(前回保存)日時
- アクセス日時
- 読み取り専用などの属性
- ゾーン情報(ダウンロード警告情報)の削除
アプリ一覧には表示されず、右クリックメニューに統合されます。
実際に使ってみた感想
Windows10とWindows11で動作確認しました。
インストールは数分で完了。
操作は、
右クリック → プロパティ → 属性タブ → 日付変更 → OK
これだけ。
複数ファイルの一括変更も可能なので、
業務で大量ファイルを扱う場面ではかなり効率が上がります。
コマンド入力に比べると、体感で5分の1以下の作業時間です。
ダウンロード方法
- VectorのAttributerページへアクセス
- ダウンロードをクリック
- 「Attributer161.zip」を保存
※会社PCではインストール制限がある場合があります。
インストール手順
- zipファイルを解凍
- 「setup.bat」をダブルクリック
- セットアップウィザードに従って進める
- 完了
Windows10・11で問題なく動作しました。
使い方
- 変更したいファイルを右クリック
- 「プロパティ」を開く
- 追加された「属性」タブを選択
- 日付を変更
- OKで確定
即時反映されます。
タイムスタンプ変更は改ざんなのか?
ここは重要です。
Attributerで変更しているのは、ファイルの中身ではなく
**メタデータ(管理情報)**です。
そのため、個人の整理目的であれば通常は問題になりません。
例えば:
- 写真整理
- バックアップ後の日時修正
- 自分用資料の管理
ただし、以下のデータには使用しないでください。
- 契約書や請求書
- 監査対象データ
- トラブルや事故に関係する資料
- 裁判関連ファイル
- 研究・会計データ
証拠性のあるファイルの日時変更は、
改ざんと見なされる可能性があります。
会社PCで使用する場合も、必ず社内規定を確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. Attributerは本当に無料ですか?商用利用もできますか?
Attributerはフリーソフトとして配布されています。
個人利用であれば問題ありません。
ただし、企業環境での利用は社内ポリシーに従ってください。
IT部門の許可が必要なケースもあります。
Q2. Windows標準機能だけでタイムスタンプを変更できますか?
可能です。
PowerShellを使えば変更できますが、コマンド操作が必要です。
GUIで簡単に操作したい場合は専用ソフトの方が現実的です。
Q3. タイムスタンプを変更するとファイルの中身も変わりますか?
いいえ。
変更されるのは「作成日時・更新日時・アクセス日時」といったメタデータです。
ファイルの内容そのものは変わりません。
ただし、システムによっては変更履歴が記録されることがあります。
Q4. 変更したことはバレますか?
利用環境によります。
個人PCでの通常利用で問題になることはほとんどありません。
しかし、企業環境では以下の仕組みが導入されていることがあります。
- 操作ログ記録
- ファイル監査機能
- バックアップ履歴管理
業務用途の場合は社内ルールを必ず確認してください。
Q5. タイムスタンプ変更は違法ですか?
個人の整理目的であれば違法ではありません。
ただし、
- 契約関連書類
- 監査対象データ
- 証拠資料
などに使用した場合、改ざんと判断される可能性があります。
証拠性のあるデータには使用しないことが重要です。
Q6. フォルダも変更できますか?
はい。
ファイルだけでなく、フォルダの作成日時・更新日時・アクセス日時も変更可能です。
Q7. 複数ファイルを一括変更できますか?
可能です。
複数選択した状態でプロパティを開けば、まとめて変更できます。
大量のファイル整理には特に便利です。
Q8. インストールできない場合の原因は?
主な原因は以下です。
- 管理者権限がない
- セキュリティソフトがブロックしている
- zipファイルが正しく解凍されていない
会社PCでは制限されるケースが多いです。
Q9. setup.batは安全ですか?
バッチファイル形式のため、セキュリティソフトが警告を出す場合があります。
Vector配布版を利用する限り一般的には安全とされていますが、不安な場合はウイルススキャンを行ってください。
Q10. アンインストール後に設定は残りますか?
基本的にはエクスプローラー拡張が削除されるだけで、特別な常駐設定は残りません。
Q11. 他におすすめのタイムスタンプ変更ソフトはありますか?
用途によっては、
- PowerShell(自動化向き)
- 専用ファイル管理ツール
の方が適している場合もあります。
ただし、手軽さではAttributerが扱いやすい部類です。
Q12. タイムスタンプを元に戻すことはできますか?
変更前の日時を控えていない場合、正確に元へ戻すのは困難です。
重要なデータを変更する前には、バックアップを取ることを強く推奨します。
まとめ
Windowsでタイムスタンプを変更するなら、
✔ コマンドが苦手 → Attributer
✔ 高度な自動化 → PowerShell
という選択になります。
Attributerは、
- 導入が簡単
- 操作が直感的
- 一括変更が可能
という点で、日付調整用途には非常に実用的です。
ただし、用途を誤らないこと。
便利なツールですが、「どう使うか」が最も重要です。


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