この記事では、消しゴムマジックがiPhoneでも無料で利用可能になったことを紹介しています。
フワちゃんの「消しゴムマジックで消してやるのさ！」というフレーズが印象に残っているGoogle PixelのCMで気になっていた消しゴムマジックが、Google PixelだけでなくiPhoneおよび他のAndroidデバイスでも使えるようになります。
これまでは、「消しゴムマジック」は、Google Oneの有料プランを持っているユーザーに限定されて提供されていましたが、2024年6月13日時点で、月に10回の保存までという回数制限がありますが、追加料金なしで利用可能です。
消しゴムマジックは、写真から不要な要素を簡単に削除することが可能な機能です。これまではPixel端末やGoogle Oneサービスの加入者に限定されていましたが、2024年5月15日からはGoogleフォトを使用する全てのユーザーに開放されました。
消しゴムマジックは、AIを利用して簡単に画像から人や物を消去でき、写真を編集する際に理想的なショットを作成するのに役立ちます。この記事では、どのデバイスがこの機能を利用できるのか、また利用方法についても詳しく解説します。
使用開始日から、Googleフォトの全ユーザーが利用可能となる消しゴムマジックにより、旅行写真から不要な通行人や電線を簡単に削除し、より美しい写真を作成できます。このツールは、タッチ一つで簡単に操作が可能です。
消しゴムマジックとは
消しゴムマジック”という用語は、Googleが提供する特定の写真修正ツールを指します。この機能は、GoogleのPixelスマートフォンシリーズで初めて登場し、写真内の望ましくない要素（例えば電柱や歩行者など）を簡単に除去することが可能です。
この技術はAIの「境界線検出機能」を利用しており、不要なオブジェクトを削除した後、AIがその空白部分に最適な画像を予測し、再構成して表示します。
この記事では、「消しゴムマジック」という表現をGoogleのこの特定機能のほか、他の多くの画像編集ツールの同様の機能を指す広義の用語として使用します。
「Google フォト」アプリのダウンロード
AppStoreを開き「Google フォト」を検索し「入手」を選択します。
ダウンロードが完了したら「開く」を選択し「Google フォト」アプリを開きます。
以上で、「Google フォト」アプリのダウンロードが完了しました。
消しゴムマジックの使い方
いざ、記事を書こうと写真の編集し始めると「何を消す？」という悩みが。
人物だと個人情報の保護があるし、ということで花火の写真を選んでみました。
「Google フォト」を開き、編集したい写真を選択します。
Screenshot
スワイプして「ツール」をタップし、「消しゴムマジック」を選択。
初回だけ「追加の編集ツールをインストールしますか？」と表示されるので「インストール」をタップ。
追加の編集ツールのインストールが完了すると「Googleフォト」の開きなおしを促すメッセージが出るので、開きなおします。
消しゴムマジックで背景の不要部分を消して、「完了」をタップして。「ツール」モードから抜けます。
「保存」をタップして、消しゴムマジックで編集した画像を保存して完了です。
使い方に慣れていないので、思ったように消しゴムで消せなかったのですが、随分とスッキリしました。
AIが自動で不要な要素を囲い、削除するか選択します。完全削除を希望する場合は「すべてを消去」をタップ、部分的に削除したい場合は該当部分をタップして削除。
編集が完了したら、「完了」をタップして保存します。
さらに、消しゴムマジックは2024年5月15日以降、ボケ補正やポートレートライトなどのAI機能と共に利用できるようになり、Google Pixel 8/8 Proユーザーに限定されていた編集マジックも他のデバイスで使用可能になります。ただし、これらの機能を使用するためにはデバイスが一定の最低仕様を満たしている必要があります。
機種別最低要件
消しゴムマジックを使うことができる最低要件は、下記です。
iPhone: iOS 15以上
Android: 最低3GBのRAMとAndroid 8.0以上
これらの要件を満たすデバイスであれば、消しゴムマジックをはじめとする高度な編集機能を活用することができます。
まとめ
フワちゃんのCMで気になっていた消しゴムマジックがiPhoneでも無料で利用可能になりました。
私は、iPhone SE（第二世代）を使用しているのですが、スペック的に少し力不足を感じましたが、動いてくれました。
操作になれていないせいもあり、消したいのに消しきれなかったのですが、慣れて使い方の癖をつかみ、使いこなしたいと思います。
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