市販のゴールド絵の具を使わずに、
水彩だけで「金属っぽい金色」を作ることは可能です。
ただし重要なのは
感覚ではなく比率と明度設計です。
この記事では実際に混色検証した3パターンを紹介します。
結論:最も安定する黄金比
黄色60%
茶色30%
白10%
これが最も失敗しにくい比率です。
実験① 三原色のみで作る金色
配合:
- 黄色 70%
- 赤 20%
- 青 10%
結果:
→ 山吹色寄りのマットな金色
注意:
青を15%以上入れると一気に緑に寄ります。
実際に試すと、ほんの数滴で濁ります。
評価:
★★★☆☆(やや難易度高)
実験② 黄色+茶色(最も安定)
配合:
- 黄色 60%
- 茶色(バーントシェンナ系)30%
- 白 10%
結果:
→ 最も金に近い色味
ポイント:
- 茶色は少しずつ足す
- 白を入れすぎるとベージュ化
- 仕上げは薄く重ね塗り
評価:
★★★★★(初心者推奨)
実験③ 銀を加えた場合
配合:
- 実験②の金ベース 80%
- 銀 20%
結果:
→ シャンパンゴールド化
→ 光の反射が強くなる
入れすぎると冷たい印象になります。
評価:
★★★★☆
金属に見える4つの条件
色だけでは金属には見えません。
金色が金属に見える条件:
- 明度差がある(強い白ハイライト)
- 影は茶+紫で締める
- 彩度を均一にしない
- エッジ部分に鋭い反射を入れる
特に「白ハイライト」が最重要です。
水彩で金属感を出す具体テクニック
- 下地に薄い茶色を塗る
- 乾燥後に金色を重ねる
- 最後に白で一点ハイライト
この3段階で一気に金属感が出ます。
失敗例と回避法
❌ 青を入れすぎる
→ 緑化する
❌ 白を入れすぎる
→ ベージュになる
❌ 混ぜすぎる
→ くすむ
対策:
少量ずつ混ぜ、毎回試し塗りすること。
デジタルとの違い
デジタルではRGBで
R:255
G:215
B:0
が一般的なゴールド基準です。
しかし水彩では
明度差で金属感を作る必要があります。
初心者ショートカット
時間がない場合:
黄色2:茶色1
まずはこれでOKです。
上級者向け応用
- 影に紫を微量加える
- 反射光にオレンジを足す
- 下地を黒にしてアンティーク調にする
まとめ
水彩で金色を作る最適解は
黄色60%
茶色30%
白10%
そして
白ハイライトで金属感を作ること
色よりも明度設計が重要です。

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