ジョンとポール、どっちがすごい?──永遠に語られるビートルズ最大のテーマ

イギリスの国旗 ビートルズ
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ビートルズを語るとき、必ずといっていいほど話題に上がるのが
「ジョン・レノンとポール・マッカートニー、どちらがすごいのか?」という問いです。

二人はともにビートルズの中心人物であり、ソングライターとして、ボーカリストとして、そして一人の表現者として、音楽史に計り知れない影響を与えてきました。しかし、その“すごさ”は方向性が異なり、単純な優劣では語れません。

本記事では、ジョンとポールそれぞれの魅力や功績を整理しながら、「なぜこの議論が今なお続いているのか」を掘り下げていきます。


ジョン・レノンのすごいところ

ジョン・レノンの最大の特徴は、強烈なメッセージ性と個の表現力にあります。

ジョンはビートルズの主要なソングライターとして、多くの楽曲の核となるアイデアや歌詞を生み出しました。彼の詞には、愛や孤独、社会への違和感、平和への希求などが色濃く反映されており、ときに挑発的で、ときに極めて内省的です。

「Help!」「Strawberry Fields Forever」「Revolution」などに代表されるように、ジョンの楽曲は感情のむき出しさ思想性を兼ね備えています。聴き手に寄り添う一方で、問いを突きつけてくる点が、他のポップソングとは一線を画しています。

また、彼の歌唱スタイルは非常に個性的で、決して技巧的とは言えないものの、声そのものが感情を伝える楽器のように機能していました。ステージやレコーディングにおいても、そのエネルギーと存在感は圧倒的で、ビートルズの楽曲に“鋭さ”や“緊張感”を与えた存在だと言えるでしょう。


ポール・マッカートニーのすごいところ

一方のポール・マッカートニーは、音楽的完成度と普遍性で際立つ存在です。

ポールはジョンと並ぶメインソングライターであり、「Yesterday」「Hey Jude」「Let It Be」など、時代や世代を超えて愛される名曲を数多く生み出してきました。彼の楽曲はメロディが非常に美しく、親しみやすさの中に洗練された構成力が宿っています。

また、ポールは卓越したマルチプレイヤーでもあります。ベースを中心に、ピアノ、ギター、ドラムまでこなし、アレンジ面でもバンドを強力に支えました。特にポールのベースラインは、単なるリズム楽器にとどまらず、メロディの一部として楽曲を牽引しています。

さらに、スタジオワークへの探究心や完成度へのこだわりは、ビートルズ後期の音楽的進化を支える原動力となりました。ポールの存在があったからこそ、ビートルズは「革新的でありながら大衆的」という稀有な立ち位置を維持できたとも言えます。


ジョンとポール、どちらがすごいのか?

結論から言えば、どちらが優れているかは、聴き手が音楽に何を求めるかによって変わります。

・強烈なメッセージ性や魂の叫びに惹かれるなら、ジョン
・美しいメロディや完成度の高いポップソングを求めるなら、ポール

そう感じる人が多いでしょう。

重要なのは、二人が対立する存在ではなく、互いを刺激し合う関係だったという点です。ジョンの鋭さがポールの甘さを引き締め、ポールの音楽性がジョンの思想を広い世界へ届ける──その相互作用こそが、ビートルズという奇跡を生み出しました。


まとめ:比べられるからこそ、二人は伝説になった

ジョン・レノンとポール・マッカートニーは、それぞれ異なる才能と美学を持ちながら、同じバンドで頂点を極めた稀有な存在です。

「どっちがすごいのか」という問いに明確な答えはありません。むしろ、その答えが一つに定まらないことこそが、二人の偉大さを物語っています。

ビートルズの音楽が今なお聴き継がれ、語り継がれているのは、ジョンとポールという二つの才能が拮抗し、共鳴し、ぶつかり合っていたからこそ。
その関係性そのものが、音楽史に残る“すごさ”なのかもしれません。

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